第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

生理部門[Tree Physiology]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PG-11
発表題目 ヒノキの乾燥ストレス誘導花成における網羅的な遺伝子発現解析
RNA-seq analysis of drought stress-induced flowering in Chamaecyparis obtusa
所属 岐阜大学
要旨本文 戦後の拡大造林政策から約60年が経過し、日本の主要な造林樹種であるスギやヒノキは伐採期を迎えている。しかし、全国的に再造林用の苗木が不足しているため、苗木や種子を効率的に生産する技術の確立が求められている。これまでに様々な着花を促進するための技術が提案されており、我々はその一つである乾燥ストレスによる花成誘導に着目して研究を進めてきた。その結果、ヒノキにおいて花成誘導を可能にする乾燥ストレス条件(程度および期間)を明らかにした。乾燥ストレスに対する花成応答への関与が考えられる花成遺伝子や乾燥ストレス応答遺伝子もいくつか同定されているものの、網羅的な遺伝子発現解析は行われておらず、その分子メカニズムには不明な点が多い。そこで本研究では、ヒノキの苗木に乾燥ストレス処理を行い、RNA-seqによって、乾燥ストレス処理に伴い発現量が変化する遺伝子を網羅的に解析した。得られた結果をもとに、ヒノキにおける乾燥ストレス誘導花成の分子メカニズムについて考察する予定である。
著者氏名 ○西脇那月1 ・ 山田晋也2 ・ 片畑伸一郎1
著者所属 1岐阜大学大学院自然科学技術研究科 ・ 2静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター
キーワード 遺伝子発現, 花芽形成, 花成遺伝子, 乾燥ストレス, 種子生産
Key word gene expression, flower bud formation, flowering gene, drought stress, seed production