第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

遺伝・育種部門[Forest Genetics and Tree Breeding]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PF-50
発表題目 pFセンサーを用いた挿し木床への自動灌水によるヒノキの挿し木発根試験
Rooting performance of Japanese cypress cuttings using automatic watering of cutting beds with a pF sensor
所属 広島県立総合技術研究所 林業技術センター
要旨本文  林木育種により、雄性着花が極めて少ないヒノキ少花粉品種や、成長や材質にも優れる特定母樹品種が開発されているが、これらの優れた形質を引き継いだ苗木を生産するには挿し木(クローン増殖)が最適である。一般的にヒノキの挿し木はスギより難しいとされているが、研究機関によるヒノキの発根試験では発根率が90%を超える系統も存在する。しかし、生産者圃場では発根率が再現されにくく、広島県ではヒノキのさし木苗生産はごくわずかであり、ほとんどが実生苗生産となっている。本来の発根性が再現されない主な原因は、最適な灌水を行うことが困難であることと推測した。 そこで、pFセンサーを用いた自動灌水装置により、挿し木床の土壌水分を適切に保つことで、あらゆる環境下で発根に適した土壌水分を維持し、高い発根率を実現する灌水技術の開発を目指す。 本報告では、実際にpFセンサーを用いた自動潅水装置を開発し、さし木床の水分値を2~3水準で制御した際のヒノキの挿し木発根状況について紹介する。
著者氏名 ○古本拓也 ・ 守下克彦 ・ 坂田勉
著者所属 広島県立総合技術研究所 林業技術センター
キーワード 挿し木, 発根, ヒノキ
Key word cutting propagation, rooting, Chamaecyparis obtusa