第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
遺伝・育種部門[Forest Genetics and Tree Breeding]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PF-46 |
| 発表題目 | 抵抗性クロマツ採種園における種子生産量と枯損率の品種間比較 Varietal Differences in Seed Production and Mortality in Resistant Pinus thunbergii Seed Orchards |
| 所属 | 石川県 |
| 要旨本文 | 海岸防災林の造成においては、マツノザイセンチュウ病に対する抵抗性品種の導入が求められている。そのため、採種園においては、安定的かつ効率的に抵抗性品種の種子の供給が可能になる管理体制が重要となる。しかし、抵抗性クロマツ採種園において、種子生産量と枯損率を長期的に調査した事例は限られている。本発表では、抵抗性クロマツ14品種を用いて造成した採種園において、令和2年から5年に収穫された種子生産量と、令和3年から令和7年までに発生したマツノザイセンチュウ病が原因とみられる枯損データを用いた解析を実施した。解析には、前者はばらつきを加味した負の2項分布を仮定したGLM、後者はロジスティック回帰分析を用いた。その結果、種子生産量については品種間で生産量に有意な差が見られ、特に鳥取13号、京都(丹後)60号、小松99号の種子生産量が多く、京都(久美浜)10号、鳥取7号、京都(丹後)50号は少ないという結果が得られた。枯損率に関しては、鳥取7号、小松99号で20%となり、他品種よりも枯損率が高いように見受けられたが、統計的に明らかな差は確認されなかった。この結果をもとに、適切な品種の維持する管理体制を整えていく。 |
| 著者氏名 | ○中神悠雅 ・ 八島武志 ・ 矢田豊 ・ 江崎功二郎 |
| 著者所属 | 石川県農林総合研究センター林業試験場 |
| キーワード | 抵抗性マツ, 種子生産, 枯損率 |
| Key word | pine wilt resistant Pinus thunbergii, seed production, mortality |