第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 開始時刻 | ポスター発表 |
|---|---|
| 講演番号 | PE-64 |
| 発表題目 | 苗高,幹形状比,根詰まり度の異なるスギのコンテナ苗の植栽後の活着と成長 Variations in plant height, stem slenderness, root binding and field performance among containerized conifer stock types |
| 所属 | 森林総合研究所 |
| 要旨本文 | 造林用コンテナ大苗育成において,苗高を大きくすることによる根詰まりと幹徒長の発生は重大な問題である。その解決には,任意のコンテナ容量での苗高,根詰まり,幹徒長の関係の定量化と,これら3要因が苗木の植栽後の生存・成長に与える影響を明らかにする必要がある。しかしこれらを検討した研究はまだない。そこで本研究は,育苗期間・密度を調節して生産した,苗高,根詰まり度,幹形状比の異なる4タイプのスギの300ccコンテナ苗木を植栽し,植栽後3年間の生存・成長を追跡した。その結果,初期苗高と根詰まり度が大きいと,植栽後の生存と樹高成長の両方に負に影響するのに対し,幹形状比が大きいことは樹高成長にだけ負に影響すること,コンテナ容量が同じ場合,苗高,根詰まり度,幹形状比はトレードオフするため,300ccコンテナ大苗では根詰まりと幹徒長の同時解消は難しいことが明らかになった。さらに本研究が設定した毎年全面刈りという通常の下刈り条件では,植栽3年後の樹高と初期苗高の相関は,苗タイプ内・タイプ間の両方で不明瞭だったことから,通常方式で下刈りを行う限り,300ccコンテナ大苗の樹高成長上の有利性は小さいことが示された。 |
| 著者氏名 | ○八木貴信1 ・ 重永英年2 ・ 山川博美1 |
| 著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所企画部 |
| キーワード | コンテナ苗木タイプ, 苗高, 幹形状比, 根詰まり度, 植栽後の活着と成長 |
| Key word | containerized stock type, plant height, stem slenderness, root binding, field performance |