第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PE-57 |
| 発表題目 | 下刈り終了年次がスギ成長に与える影響 Effects of the final year of weeding on growth of Cryptomeria japonica at Sasa and broadleaf dominated sites |
| 所属 | 島根県中山間地域研究センター |
| 要旨本文 | 島根県の再造林地では,植栽後5年間にわたり7~8月に年1回の下刈りを実施することが一般的である。本研究では,下刈りを早期終了した場合のスギ植栽木と競合植生への影響を評価した。ササ優占地(来島)と落葉広葉樹優占地(大田)の2試験地において,・従来通り5年間下刈りを実施する「対照区」(下刈り回数:5回),・ 5年目のみ省略する「4年次終了区」,・ 4,5年目を省略する「3年次終了区」の3処理区を3プロットずつ設け,スギ樹高(Hs)と競合植生高(Hc)を測定した。さらにHsからHcを除した露出高を算出し,時点別(年次・下刈り前後)の推移を評価した。結果,6成長期目の7月には早期終了区でHcの増加と露出高の低下が見られ,下刈り削減回数が多いほど対照区との差が拡大した。一方で,平均露出高は,来島で・235cm,・159cm,・104cm,大田で・307cm,・225cm,・106cmと全ての処理区で正の値を示し,平均的に植栽木は競合状態から脱していると考えられた。ただし,被圧個体(露出高<0)の割合が6成長期目の7月には来島で・0.8%,・1.8%,・12.6%,大田で・0.7%,・0.6%,・8.0%と3年次終了区で高かった。 |
| 著者氏名 | ○安達直之 |
| 著者所属 | 島根県中山間地域研究センター |
| キーワード | 初期成長, 競合植生, 保育コスト |
| Key word | initial growth, competing vegetation, tending cos |