第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

造林部門[Silviculture]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PE-51
発表題目 スギコンテナ大苗の植栽コストと通年植栽の可能性
Planting Costs and Potential for Year-Round Planting of Large Containerized Cryptomeria japonica Seedlings
所属 三重県林業研究所
要旨本文  獣害防護柵設置及び下刈りにかかる経費は、育林経費のなかでも大きな割合を占め、主伐・再造林を進める上で、その経費削減は重要となる。先行研究では、スギ大苗による下刈り省略、獣害回避の可能性が示されているが、三重県での事例はない。そこで、三重県でのスギコンテナ大苗の育林経費削減効果検証に際し、植栽経費を明らかにするため、コンテナ大苗、コンテナ普通苗、裸苗を植栽し植栽功程を比較した。苗間移動、地表整理、植え穴掘り、苗取出し、植え付けの作業に加えて、コンテナ大苗のみで行った支柱固定の作業に分け作業時間を比較したところ、苗木種類による大きな差はなく、支柱固定作業分だけコンテナ大苗の作業時間が多くかかる結果となった。また、一貫作業への利用の可否を明らかにするため、コンテナ大苗の通年植栽の可能性について調査した。2024年8月、10月、2025年1月、4月に、コンテナ大苗、コンテナ普通苗、裸苗を植栽し、苗木の生残、樹高等の成長を調査したところ、8月に植栽した裸苗の半数が枯死したのに対し、コンテナ大苗はどの植栽時期でも枯死が発生していないため、通年植栽が可能であると考えられる。
著者氏名 ○海津江里
著者所属 三重県林業研究所
キーワード コンテナ大苗, 植栽コスト, 植栽時期
Key word large containerized seedlings, planting costs, planting season