第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PE-5 |
| 発表題目 | 白神山地ブナ天然林におけるリターフォール動態と気象要因の関係 Relationship between litterfall dynamics of beech forest in Shirakami Mountains and meteorological factors |
| 所属 | 三重大学 |
| 要旨本文 | リターフォール量は森林の生産力の指標となるが,それは強風,強雨,豪雪等の気象条件に大きく依存するとされている。本研究では,ブナ天然林におけるリターフォール量の年変動と気象要因の関係を調査した。2009年に白神山地のブナ天然林(青森県高倉森)に24基のリタートラップを規則的に設置し,調査年の夏季~秋季にリターを回収し,それらを葉,木部,種子,花,その他の5要素に分類して乾燥重量を測定した。2011年~2015年のリターフォール量を計測した結果,年間リターフォールの総量は2011年で最少(2088.0 kg/ha/yr),2015年で最大(3892.5 kg/ha/yr)となった。リターフォール総量や葉のリターフォール発生速度は調査した5年間を通して共通のパターンを示し,8月下旬から徐々に増加し,10月~11月にかけて最大となった。木部のリターフォール発生速度には季節性は見られず,調査地に台風が接近した時期などに最大となっていた。種子のリターフォール量は,ブナが凶作であった2014年で最少(26.3 kg/ha/yr),豊作であった2015年で最大(335.9 kg/ha/yr)となり,ブナの豊凶と連動していた。 |
| 著者氏名 | ○篠永英里1 ・ 鳥丸猛1 ・ 寺倉千晴2 ・ 初谷絵里子3 ・ 赤路康朗4 ・ 赤田辰治5 ・ 石田清5 |
| 著者所属 | 1三重大学生物資源学部 ・ 2愛知県庁 ・ 3株式会社ダイワ技術サービス ・ 4国立環境研究所 ・ 5弘前大学農学生命科学部 |
| キーワード | ブナ林, リターフォール, 気象要因, 物質生産, 年変動 |
| Key word | beech forest, litter fall, meteorological factor, matter production, interannual variation |