第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PE-49 |
| 発表題目 | ヤナギ4種の成長に対するスラグ肥料の効果 Efftects of steel slag fertilizer on the growth of four willow species |
| 所属 | 森林総合研究所 |
| 要旨本文 | 近年、木質バイオマス利用としてヤナギの栽培試験が実施されている。ヤナギは養分要求性が高く、収量の増加には窒素やリンだけでなく、カルシウムも必要である。スラグ肥料は、鉄鋼生産の副産物を利用した低コスト肥料であり、特にカルシウムを多く含み、マグネシウムや数種類の微量元素を含むが、早生樹の育成については未だに利用されていない。そこで本研究では、早生樹であるヤナギの成長に対するスラグ肥料の効果を検証した。 植栽試験はつくば市の森林総合研究所の苗畑で実施した。スラグ肥料は「ミネカル」を2024年6月に苗畑に添加した。処理区については、スラグ区 (10t/ha)、3倍スラグ区 (30t/ha)、および対照区 (無添加) を設定した。肥料の添加後にオノエヤナギ、コゴメヤナギ、ジャヤナギ、タチヤナギの挿し穂を各樹種144本植栽した。 2025年11月に最大枝の樹高と根元直径の測定を行った結果、いずれのヤナギも、スラグを添加した処理区にて有意に高い樹高を示した。根元直径はジャヤナギとタチヤナギにおいてスラグを添加した処理区にて有意に大きかった。さらに、スラグを添加した処理区では枯死率が低下する傾向も示した。 |
| 著者氏名 | ○香山雅純1 ・ 山田毅1 ・ 小泉匠平2 |
| 著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 ・ 2(株)日本製鉄技術開発本部 |
| キーワード | 早生樹, 木質バイオマス, スラグ肥料, 養分, ヤナギ |
| Key word | Fast growing tree, Woody biomass, Steel slag fertilizer, Nutrients, Willow |