第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PE-38 |
| 発表題目 | 間伐年の異なる林分におけるブナ実生3年間の動態 Dynamics of beech seedlings over three years in stands with different thinning years |
| 所属 | 新潟大学 |
| 要旨本文 | ブナ二次林において天然更新を成功させるためには,間伐をはじめとしたブナ実生の定着を促すための更新技術を確立する必要がある。間伐直後は林床の光環境が大幅に改善するが,間伐から年数が経過すると下層植生の_茂により光環境が悪化する。ブナは豊凶の激しい樹種であり,当年生実生の生育は光環境の影響を強く受けるため,豊作年と間伐年のずれが実生の定着に影響する可能性がある。本研究では2019年から2022年までの各年に間伐が実施された林分および未伐林分において,2022年秋の豊作により芽生えたブナ実生829個体を対象に3年間の生育動態を調査した。その結果,豊作年に合わせて2022年に間伐を行った林分では,未伐林分と比較して1年目,2年目,3年目の生存率および伸長成長量がいずれも有意に増加した。一方で,間伐年と豊作年のずれが大きい林分ほど3年目の生存率および伸長成長量が減少する傾向がみられ,最もずれの大きい2019年間伐林分では伸長成長量が未伐林分と同程度まで減少した。発表当日はこれらの結果を踏まえた上で,豊作に合わせた間伐や下層植生の刈出しを含む有効な更新補助施業について考察する。 |
| 著者氏名 | ○庄司風1 ・ 塚原雅美2 ・ 田中樹己2 ・ 柴田嶺3 |
| 著者所属 | 1新潟大学大学院自然科学研究科 ・ 2新潟県森林研究所 ・ 3新潟大学農学部 |
| キーワード | ブナ二次林, 天然更新, 森林施業, 間伐, 実生 |
| Key word | secondary beech forest, natural regeneration, forest management, thinning, seedling |