第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PE-33 |
| 発表題目 | スギ特定苗木の植栽における土壌保水材(SAP)の適用性の検証 Evaluation of SAP applicability for planting plus-tree-derived Japanese Cedar seedlings |
| 所属 | 福岡県農林業総合試験場 |
| 要旨本文 | 林業経営の低コスト化には、再造林経費の4割弱を占めている下刈り作業の削減が必要である。成長に優れたスギ苗木(特定苗木)は在来品種よりも樹高成長が旺盛であり、特定苗木の活用により下刈り期間の短縮が期待されている。特定苗木は、谷部など湿潤な場所で従来品種と比較して特に良好な成長を示すことが明らかとなっており、湿潤な条件下でそのポテンシャルを十分に発揮することができると考えられる。 そこで、土壌保水材(SAP:高吸水性高分子)を用いることで、湿潤な条件を作り出し、スギ特定苗木の成長を促進することができるか検証した。試験区は潅水制御区と露地区の2つの試験区、特定母樹と在来品種の2品種、SAP処理と無処理の組み合わせで8パターンに区分した。各15個体ずつ苗木をポットに植栽し、地際径及び苗高の継続的な計測を行った。SAPの添加方法は、コンテナ苗での植栽を想定して植穴にそのまま投入した。その結果、7か月後の樹高成長量は、各試験区でSAPの有無により有意な差は認められなかったものの、全体としてはSAPを添加したものの方が添加していないものより大きい傾向があった。 |
| 著者氏名 | ○小野澤郁佳 ・ 桑野泰光 ・ 大川雅史 |
| 著者所属 | 福岡県農林業総合試験場資源活用研究センター |
| キーワード | スギ, 特定母樹, SAP |
| Key word | Japanese Cedar, plus Tree, SAP |