第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

造林部門[Silviculture]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PE-32
発表題目 広葉樹林化を目的としたUAV播種用の種子ペレットの開発
Development of seed pellets for UAV sowing aimed at broadleaf forestation
所属 森林総合研究所
要旨本文 西臼杵林業活性化協議会では、森林経営に適さない人工林伐採跡地の裸地化防止を目的に、低コスト・低労力な育林手法として、UAVを用いた種子播種技術の開発に取り組んでいる。播種予定地の周囲で採取できる自生種で、播種後の速やかな発芽・成長が期待され、シカの嗜好性が高くない樹木として、アカマツやクサギなど6樹種が選定され、播種の計画が予定されている。そこで、UAVを用いて種子を均等に散布し、乾燥害や食害などから保護し、実生の成長を促すためのコーティング技術について検討した。その結果、種子を保湿するとともに、水分で崩壊する素材として、ゼオライトを主原料とし、紙粘土や高吸水性ポリマー、化成肥料などを混合し、直径14mmの球状に成型した種子ペレットを開発した。この種子ペレットは、半乾燥状態ではある程度の硬さを保つが、水分を多く含むと膨張し、やがて崩壊する性質をもつ。事前実験では、実際の発芽および高い成長が確認された。また、UAVからスムーズに排出されることも確認された。今後は実際にUAV播種をおこない、実証試験をおこなう予定である。
著者氏名 ○勝木俊雄1 ・ 山川博美1 ・ 佐藤健誠2 ・ 大工龍也3
著者所属 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所 ・ 2西臼杵林業活性化協議会 ・ 3スカイウォーカー
キーワード 再造林未済地, シカ不嗜好性, ドローン, 地域性苗木, 発芽
Key word Abandoned plantation clearcut site, Non-palatable to deer, Drones, Local saplings, Germination