第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

造林部門[Silviculture]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PE-28
発表題目 再造林コスト低減に有効な早生樹の検討と天然更新を取り入れた施業の実践
Examinations of fast-growing tree species and practices of natural regeneration contribute to low-cost silviculture
所属 株式会社エフバイオス
要旨本文 日本における林業は、施業コストが高いことが課題である。中でも、植栽、下刈り、獣害対策などの再造林にかかるコストは高く、削減へ向けて試行錯誤がなされている。再造林コストを下げる方法のひとつには、早生樹種を植栽する方法があり、下刈り回数の減少や、伐期の短縮が可能となる。また、地位や立地が悪く、林業に適さない場所では、無理にスギやヒノキといった代表的な針葉樹を植栽せずに、在来性広葉樹による天然更新によって再造林することで、植栽の手間を省略できる。一方で、早生樹植栽や天然更新を実際の施業に取り入れている事例は少なく、その有効性は依然としてはっきりしていない。そこで、早生樹種ごとの低コスト化への貢献度を明らかにすることと、天然更新が可能となる条件を明らかにして実用性と課題を抽出することを目的として、本研究を実施した。複数の早生樹種を植栽し、数年間の成長量や生存率を比較した。また天然更新の調査を実施し、更新木と環境要因との関係を解析した。これらの統計解析結果に加えて、法制度や生態系への影響、シミュレーション結果などを整理し、再造林の低コスト化への貢献度を考察した。
著者氏名 ○高野翼 ・ 真野朱音
著者所属 株式会社エフバイオス山林事業部・森林調査グループ
キーワード 更新, 低コスト再造林, 早生樹, 天然更新
Key word regeneration, low-cost silviculture, fast-growing tree, natural regeneration