第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

造林部門[Silviculture]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PE-24
発表題目 スギ林の人工ギャップの光環境と植栽した苗木の成長について
Growth and light environment of broad-leaved tree species planted in artificial canopy gaps of Criptmeria japonica
所属 群馬県立農林大学校
要旨本文 生物物多様性の向上、災害に強い森林づくりの観点などから、人工林に多様な広葉樹を導入する方法が検討されている。天然更新による人工林への広葉樹の導入は、低コストであるが、目的とする樹種を得られる保証はなく、技術的に多の問題点がある。  本研究は、スギ林に大きさの異なる(5m×20m,10m×15m,15m×15m)のギャップを設定し、広葉樹(コナラ、ケヤキなど)を植栽(1995-96年)した。植栽時、ギャップ中央の全天写真による開空率(標準曇天モデル)は、51~62%であった。 この試験地の植栽木を2025年に調査したところ、5m×20m区に植栽したミズナラを除いて、ギャップの上層まで植栽木が成長していた。しかし、5m×20m区に植栽したケヤキ、コナラの大部分は、形状比が高く、林縁木の支えが必要な状態であった。10m×15m,15m×15m区に植栽したケヤキ、コナラは、形状比は高いが、林縁木の支えが必要な状況ではなかった。このことから、針葉樹一斉林の場合、樹高程度以上のギャップの大きさがあれば、植栽時と同程度の光環境を確保でき、ケヤキ・コナラを導入できることが示唆された。
著者氏名 ○小島正 ・ 浅見悠乃 ・ 吉野快
著者所属 群馬県立農林大学校
キーワード 針広混交林, 林冠ギャップ, 光環境, 植栽木の成長
Key word Mixed Forest of Needle-leaved and Broad-leaved Trees, canopy gap, light environment, Growth of planted trees