第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

造林部門[Silviculture]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PE-21
発表題目 施肥量と肥効期間がウルシコンテナ苗の成長に及ぼす影響
Effects of fertilization amount and duration on growth of containerized Toxicodendron vernicifluum seedlings
所属 岩手大学
要旨本文 筆者らは,ウルシ苗木の効率的な生産を目標として,施肥に対するウルシコンテナ苗の成長に関して調べている。施肥にあたり,育成時季における施肥の効果を知ることは,追肥を含めた施肥設計の検討はもちろん,ウルシの養分利用特性を明らかにするために重要である。今回使用した肥料は,異なる肥効期間(溶出100日,180日タイプ)のコーティング肥料であり,セルトレーで発芽させた毛苗を6月にそれぞれ施肥量4段階(5g/L,10g/L,15g/L,20g/L)に設定したコンテナに植えつけた。6月展開葉と7月以降の展開葉についてクロロフィル量(SPAD値)を定期的に測定したところ,両タイプとも,5g/L区は葉の展開に伴うクロロフィル量の増加はみられず,肥料の絶対量が不足していると考えられた。それ以外の施肥量では,100日タイプは8月から9月にかけてクロロフィルの増加が停止したのに対し,180日タイプは9月中旬までクロロフィル量が増大していた。また,施肥量の影響は展開してからおよそ2か月後に反映される傾向があり,とくに100日タイプの6月展開葉は8月に大きな値となった。発表では,最終的な成長量との関係もあわせて考察する。
著者氏名 ○白旗学1 ・ 堀口瑞生1 ・ 向山恭弘2
著者所属 1岩手大学農学部 ・ 2岩手大学大学院農学研究科
キーワード ウルシ, コンテナ育苗, 肥効期間
Key word japanese lacquer tree, containerized seedling, duration of fertilizer