第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PE-20 |
| 発表題目 | インスタント土壌によるスギコンテナ育苗の可能性とその課題 The Potential and Challenges of Japanese Cedar Seedling Cultivation in Containers Using Instant Soil |
| 所属 | 愛媛県 |
| 要旨本文 | 苗木価格の低減を図るためには、育苗作業での工夫が必要である。そこで、コンテナ苗生産の育苗効率化を目的に、インスタント土壌(プラントプラグJiffy7Forestry、サカタのタネ、φ4.7cm×4cm)を用いたスギの挿し木苗及び実生苗の育苗を試みた。 2022年3月にJiffy7にMスターコンテナポリシートを巻き付けたのち、調整した穂木を直挿しした。対照として、従来法である鹿沼土に挿し付けた。1年経過後に掘り取りしたところ、Jiffy7での発根率は対照よりも有意に高かった。この方法は、非常に手軽に行えるため、経験や技術の有無に関わらず、高い得苗率を得られる可能性がある。 また、2024年4月に少花粉スギ混合種子をJiffy7に直接播種した。対照として、Mスターコンテナ(セルトレイに播種後植替え)で育苗した。その結果、対照の苗高及び根元直径が有意に高くなったが、Jiffy7では、肥料切れ、苗木同士の根が絡まりあうなどの現象が発生したことから、適切な時期での追肥やポリシートを巻き付ける必要があると考えられた。 いずれにおいても、本方法はコンテナに土を充填する作業や植え替え作業を省略できることから、今後のコンテナ育苗の効率化に資すると考えられる。 |
| 著者氏名 | ○田口裕人 |
| 著者所属 | 愛媛県農林水産研究所林業研究センター |
| キーワード | コンテナ苗, インスタント土壌, 低コスト化 |
| Key word | container seedling, instant soil, cost reduction |