第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PE-18 |
| 発表題目 | AM菌接種がスギコンテナ苗の形態および耐乾性に及ぼす影響 Effects of AM fungi inoculation on morphology and drought tolerance in Cryptomeria japonica containerized seedlings |
| 所属 | 森林総合研究所 |
| 要旨本文 | AM菌接種が当年生スギコンテナ苗の耐乾性に与える影響を評価するため、AM菌接種の有無(AMF+/AMF-)それぞれに異なる潅水頻度(乾燥/湿潤)の処理、計4処理を設定し、苗の形態特性および生理応答を調査した。7月に市販のAM菌を培地に接種し、8月から、毎日潅水する湿潤処理および培地含水率が約10%に達してから潅水する乾燥処理を開始した。9~10月に葉の水分生理特性およびガス交換速度の日変化を測定した。個体サイズは定期的に計測した。乾燥区では湿潤区と比べて気孔コンダクタンスが終日低い一方、水利用効率が高く、純光合成速度に潅水処理区間で大きな差はなかった。葉の水分生理特性およびガス交換速度の日変化には、AM菌接種の効果は認められなかった。乾燥区では苗の成長が抑制された。AMF-_乾燥区は他の処理区よりもT/R比が低く、根系の発達により吸水力を高めていることが示唆された。AMF+_乾燥区のT/R比はAMF+_湿潤区およびAMF-_湿潤区と違わなかったことから、菌根が形成された乾燥条件下では根へのバイオマス配分を変えることなく根の吸水力が高められている可能性が示唆された。 |
| 著者氏名 | ○小笠真由美1 ・ 山下直子1 ・ 原山尚徳2 ・ 飛田博順2 ・ 市原優1 ・ Mustapha Ennajeh3 |
| 著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所関西支所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所植物生態研究領域 ・ 3University of Gab_s |
| キーワード | P-V特性, ガス交換速度, 樹高 |
| Key word | P-V traits, Gas exchange rate, Tree height |