第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PD-51 |
| 発表題目 | 新潟県内のブナ二次林を対象として作成した林分材積表 Stand volume table for secondary beech forests in Niigata Prefecture |
| 所属 | 新潟県森林研究所 |
| 要旨本文 | ブナ(Fagus crenata)は新潟県に広く分布する主要な広葉樹であるが、県内における資源量は現在、「ざつ林分材積表」により他樹種と一括して算定されており、ブナ単独の資源量を精度よく把握することは困難である。本研究では、新潟県内のブナ二次林を対象として、ブナに特化した林分材積表の作成を試みた。まず、県内のブナ二次林において実施された毎木調査データを用いて樹高成長曲線を作成し、データの分布範囲に基づいて3本の地位指数曲線を作成した。これにより、地位別の林齢と上層平均樹高の関係を推定した。次に、同一データから本数減少曲線を作成し、上層平均樹高と立木密度の関係を推定した。これらから得られた推定値を東北地方ブナ林分密度管理図の等平均樹高曲線に代入し、1ha 当たりの材積を算出することで、地位別の林分材積表を作成した。その結果、本研究で推定された林分材積は、現在新潟県で用いられている「ざつ林分材積表」による値と比較して、全体的に大きかった。以上より、林分密度管理図による方法でブナ二次林の林分材積表を作成した結果、現行の「ざつ林分材積表」とは異なる材積推定が得られた。 |
| 著者氏名 | ○田中樹己 |
| 著者所属 | 新潟県森林研究所 |
| キーワード | ブナ, 密度管理図, 収穫予測 |
| Key word | Fagus crenata, forest density control chart, yield prediction |