第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PD-47
発表題目 ドローンレーザーを用いた地すべりと樹木の傾きとの関係
Relationship Between Landslides and Tree Tilt Using Drone Lasers
所属 千葉大学
要旨本文 異常気象の増加により、人的被害やインフラ破壊を引き起こす地すべりの発生リスクが高まっている。従来のボーリング調査やGPS測量は多大なコストと労力を要し、点的な計測では面的な地表変動を十分に把握できないという課題があった。本研究では、ドローンレーザーにより地すべり地の高密度三次元データを取得し、迅速かつ面的に地表面の動きを把握する手法を検討した。さらに、地すべり地の樹木の傾きに着目し、その変化から地面の動きを推定する手法を検討した。対象地は北海道沙流郡の年間数メートル規模で移動する活発な地すべり地であり、春季と秋季(6月と11月)の2時期において、ドローンレーザー計測を行い樹木の動きを把握した。現地検証として120箇所にペグを設置し、トータルステーションで地面の動きを把握した。その結果、同一地すべり範囲内でも樹木の傾きにばらつきあり、特に亀裂付近では傾きの変化量と地表面移動量に相関があった。これらの結果から、樹木の傾きの変化を計測することで地表面の動きを推定できた。本研究手法により、ドローンで樹木の動きを通して地面の動きを把握できるため、災害時に危険区域へ立ち入るリスクを低減できると考えられる。
著者氏名 ○若林日菜1 ・ 加藤顕1 ・ 早川裕弌2 ・ 笠井美青3
著者所属 1千葉大学大学院園芸学研究科 ・ 2北海道大学大学院地球環境科学研究院 ・ 3北海道大学大学院農学研究院
キーワード レーザー, ドローン, 地上レーザー
Key word laser, drone, TLS