第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PD-44 |
| 発表題目 | 3次元データを用いたムニンノボタン生育地における光環境評価 Light Environment Assessment in Melastoma tetramerum Habitats Using 3D Data |
| 所属 | 千葉大学大学院 |
| 要旨本文 | 小笠原諸島固有の絶滅危惧種であるムニンノボタン(Melastoma tetramerum)は、安定的な自然繁殖が確認されておらず、成長や結実に影響を与える要因も十分に明らかにされていない。本研究では、本種の結実過程を「結実有無」と「結実数」に分けて解析するとともに、個体の三次元構造特性を用いて結実および成長に関与する要因の把握を試みた。父島の調査地において各個体の結実状況を記録し、地際直径や樹高、樹勢などの個体データや、光環境を中心とした環境データを取得した。解析では、結実の有無・数および成長量を目的変数とした回帰分析を行った。さらに、スマートフォン LiDAR(Scaniverse)による三次元スキャンを行い、個体単位での三次元構造を定量化した。加えて、UAV LiDAR データから全天画像を作成し、周辺樹木量を含む光環境指標を算出した。結果として、結実有無は主に光環境および個体サイズと関連していた。その一方で、結実数や成長量は個体状態・形態との関係がみられた。これらの結果は、ムニンノボタンの結実および成長が段階ごとに異なる要因に規定されている可能性を示唆するとともに、三次元計測による個体構造評価の有効性を示す。 |
| 著者氏名 | ○勝田真一 ・ 加藤顕 |
| 著者所属 | 千葉大学大学院園芸学研究科 |
| キーワード | 三次元データ, 小笠原諸島, 絶滅危惧種, リモートセンシング, ドローン |
| Key word | 3D data, Ogasawara Islands, Endangered species, Remote Sensing, Drone |