第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PD-43 |
| 発表題目 | 生物多様性保全機能を考慮した森林整備ゾーニング Forest management zoning considering biodiversity conservation functions |
| 所属 | 兵庫県立大学大学院 |
| 要旨本文 | 森林が持つ機能の一つに、生物多様性保全機能がある。樹木は、枝や葉といった様々な構造物を生産する。動物は、その構造物をハビタットとして利用しており、そこで暮らす様々な生物間の相互作用が、病虫害の抑制や花粉媒介といった恵みを生み出している。しかし、その機能の発揮を促す森林整備ゾーニングへの反映は、まだ十分行われていない。そこで本研究では、人工林内における林床植生の出現種数を生物多様性保全機能の指標として森林整備ゾーニングに反映させることを試みた。植物種の豊富さは、他の生物の個体数や種の豊富さと正の相関があることから、目的変数は、林床植生の出現種数とし、多様性植生調査法により把握した。説明変数は、傾斜角度、TPI(地形位置指数)、集水面積、流路からの距離とし、50cmメッシュのDEMからQGISを用いて各指標値を算定した。目的変数と説明変数の相関関係により、どの変数が生物多様性ゾーニング適地の指標となりうるかを検討した。TPIが低い凹地や集水面積が広い谷部では、林床植生の種数が多い可能性が示され、こういったエリアが生物多様性保全機能ゾーニングの適地となる可能性が示唆された。 |
| 著者氏名 | ○糸賀文映 ・ 内藤和明 |
| 著者所属 | 兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科 |
| キーワード | 森林ゾーニング, 生物多様性, DEM, GIS |
| Key word | Forest zoning, Biodiversity, DEM, GIS |