第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PD-37 |
| 発表題目 | 日本全国規模での再造林率の定量的評価 Quantitative evaluation of reforestation rates across Japan |
| 所属 | 九州大学 |
| 要旨本文 | 再造林放棄地の存在は将来の人工林資源の減少に直結するため、今後の人工林資源を論じる上で重要な問題である。しかしながら、再造林放棄地の発生状況について日本全国規模での定量的な把握はなされていない。そこで本研究では日本全国規模で再造林放棄地の発生状況の定量化を試みた。対象は日本全国の2000年から2019年の間に皆伐された林地である。層化無作為抽出法により地方ごとに皆伐地を選定した。リモートセンシングデータを目視判読することで、選定した皆伐地の2023年時点での土地被覆タイプを判定した。判定した土地被覆タイプを集計して伐採年ごとの再造林率、天然更新率を求めた。求めた再造林率および天然更新率に皆伐面積を乗ずることで再造林面積および天然更新面積を求めた。20年間の日本全国の再造林率および天然更新率はそれぞれ51%、45%であり、再造林率は減少傾向、天然更新率は増加傾向にあった。一方、再造林面積は2000年以降2万ha程度でほぼ横ばいだった。2006年以降は皆伐面積が増加傾向にある中、再造林面積が横ばいであったため、結果として再造林率は年次を追って低下していた。つまり、伐採規模の拡大に対して再造林が追随していないといえる。 |
| 著者氏名 | ○足立亜美1 ・ 太田徹志3 ・ 教重涼子2 ・ 溝上展也3 |
| 著者所属 | 1九州大学農学部 ・ 2九州大学大学院生物資源環境科学府 ・ 3九州大学農学研究院森林計画学研究室 |
| キーワード | 再造林放棄, 再造林率, 土地被覆, 層化無作為抽出法 |
| Key word | non-reforestation, reforestation rates, land cover, stratified random sampling |