第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PD-31
発表題目 近赤外UAVを用いた海岸林マツ枯れ被害木抽出
Extraction of pine trees affected by pine wilt disease in coastal forests using Near-Infrared UAV
所属 新潟大学
要旨本文 松枯れ被害木把握に必要な地上調査をUAVで代替することを目的として、4か所の海岸クロマツ林を対象としたUAV空撮を行った。取得した画像はナチュラルカラー画像とマルチスペクトル画像である。マルチスペクトル画像からNDVI画像を作成した。このNDVI画像と前年のNDVI画像を重ね合わせることで、生じた変化を一枚で可視化できる多時期合成画像を作成した。この合成画像に対し教師付き分類を実行してマツ枯れ被害木を抽出することを試みた。分類した結果は検出率と、正確度・適合率・再現率の指標を用いて精度検証を行った。作成した多時期合成画像は被害発生を明瞭に捉え、被害木の識別に役立つことが示唆された。しかし、分類結果の精度は検出率が7から8割であり、見落としが発生していることから地上調査に役立てることはできたとしても、代替するには不十分である。さらに誤抽出も発生しており、二時期合成画像の分類結果では精度検証の指標のうち正確度は0.5程度と低水準なものとなった。三時期合成画像を用いると正確度は0.6程度まで上がったが、それでも低い値である。この原因に影の影響が考えられた。精度を上げ、地上調査の代替をするにはさらなる対策が必要となる。
著者氏名 ○石岡宥人 ・ 村上拓彦
著者所属 新潟大学農学部
キーワード マツ材線虫病, UAV, クロマツ, 海岸林, 画像分類
Key word Pine wilt disease, UAV, Japanese black pine, Coastal forests, Image classification