第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PD-28 |
| 発表題目 | 群状複層林における若齢期から壮齢期に至るスギ更新木の成長予測 Growth prediction of Cryptomeria japonica|> from juvenile to mature stage planted in group-selection openings |
| 所属 | 九州大学 |
| 要旨本文 | 群状複層林では林縁付近で下層木の成長が抑制されるため、群状複層林施業を効率的に行うためには林縁による抑制を踏まえた成長予測が重要である。本研究では壮齢期を迎える群状複層林内の下層木の最適な植栽位置を明らかにすることを目的に、大分県のスギ群状複層林試験地を対象に解析を行った。本研究地で長期間にわたって測定された樹高と胸高直径のデータに対して一般化線形混合モデルを適用し、定期平均成長量を予測するためのモデルを目的変数に林縁距離を含むもの、垂直的競争指数を含むもの、どちらも含まないものの3種類ずつ作成した。なお、林縁距離とは対象木と上層木の林縁との距離、垂直的競争指数とは対象木の根元から競争木の梢端への仰角の合計である。次に、これらに対してAICと決定係数(__2)を計算し精度評価を行った。その結果、垂直的競争指数を用いたモデルが樹高成長量(__2=0.918)、直径成長量(__2=0.859)の両方で最適であった。本研究によって群状複層林内の壮齢期の植栽木は植栽木同士の競争の影響を強く受けることが明らかになった。群状複層林では下層木の年代によって成長の様子が異なり、樹種や目的に合わせた施業が必要である。 |
| 著者氏名 | ○帆代竜太朗1 ・ 太田徹志2 ・ 溝上展也2 |
| 著者所属 | 1九州大学農学部 ・ 2九州大学大学院農学研究院 |
| キーワード | 群状林施業, スギ, 一般化線形混合モデル |
| Key word | group selection system, Cryptomeria japonica, generalized linear mixed model |