第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PD-2
発表題目 竹林の拡大予測モデル構築の行程:黄葉に着目した竹林抽出のための指標作成
Developing an Foliage-Based Index for Bamboo Detection toward Modeling Bamboo Forest Expansion
所属 新潟大学大学院
要旨本文 研究対象地である新潟県佐渡市では、2022年の年末に冠雪した竹が倒伏した際に電線を巻き込み大規模停電が発生したことで、市民の竹害に対する問題意識が高まっている。竹には拡大特性があるため、竹害も分布拡大とともに広がる恐れがある。地域が竹害対策を検討する中で効果的な拡大抑制策を論じるためには、現状~将来にかけた分布拡大状況の把握が重要となってくる。 竹は一般的な落葉樹と異なり、5~6月に黄葉することが知られている。本研究では、この竹特有のフェノロジーに着目した竹林抽出を試みた。アプローチとして、広域的かつ再現性の高い竹林抽出方法を検討するために衛星データを活用しているが、竹林は分光反射特性上、針葉樹・広葉樹や草地といった植生と比較して中間的な値をとる特徴があるため、際立ったかたちで可視化することが難しい。そこで本研究では、衛星データを用いて竹林を明瞭に抽出する方法としてNDVI等の指標を組み合わせたBamboo Index(BI)を提案する。 また本研究の上流にあたる環境省推進プロジェクトS21への貢献に向けて、効果的なローカルガバナンスの創出の観点から竹林の拡大抑制策に言及する。
著者氏名 ○小町亮介1,3 ・ 村上拓彦2
著者所属 1新潟大学大学院自然科学研究科 ・ 2新潟大学農学部 ・ 3株式会社サンワコン
キーワード 竹, リモートセンシング, 空間分析, 拡大予測
Key word Bamboo, Remote sensing, Spatial analysis, Modeling expansion