第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PD-14 |
| 発表題目 | 航空レーザを用いた人工林における樹冠長の推定 Estimating Crown Length in Plantation Forests Using Airborne LiDAR |
| 所属 | 名古屋大学 |
| 要旨本文 | 管理遅れが指摘される人工林では,込み具合の把握と間伐計画への反映が課題である。収量比数や相対幹距は本数密度推定を要し,高密度林分では航空機LiDARの個体抽出が不安定となるため,指標の面的適用に限界がある。本研究は,個体抽出を要しない樹冠長率に着目し,算出に必要な枝下高を学習データ不要の直接法で推定した。LiDAR点群を地表高で正規化し,樹冠上端からの相対深に基づく鉛直頻度分布から、枝下高と樹高を同時推定する新たな手法を開発した。三重県2地域のスギ・ヒノキ林分で現地計測値と比較した結果,樹高は決定係数0.96および 0.95と高い一致を示し,枝下高も決定係数0.84および0. 74と有意に一致した。樹高のRMSEは1.2mおよび0.9mであり、枝下高のRMSEは2.3 mおよび1.7 mであった。提案手法により樹冠長率を学習データとなる現地計測を必要とせずに算出し,近年データ整備が進んでいる航空レーザデータから広域の森林の管理状態の把握や間伐優先度判定へ展開できる可能性を示した。 |
| 著者氏名 | ○吉井達樹1 ・ 島田博匡2 ・ 山本一清1 |
| 著者所属 | 1名古屋大学大学院生命農学研究科 ・ 2三重県林業研究所 |
| キーワード | 航空レーザ, 樹冠長, 人工林 |
| Key word | Airbone LiDAR, Crown Length, Plantation Forest |