第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

教育部門[Education]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PC-4
発表題目 森林体験内容の感覚別分類による特徴分析:嗅覚的アプローチの導入提案
A sensory-based analysis of forest experience programs: a proposal for the integration of olfactory approaches
所属 日本大学
要旨本文 森林環境教育は,発達段階にあわせた体験活動が重要であるとされ,様々なプログラムが展開されている。体験活動は人間の五感を使うものであるが,どの五感を活用しているのか示したものは少ない。また,五感との関連を分析すればどの部分がプログラムに不足しているのかを解明できる。そこで,本研究の目的は,森林環境教育のプログラム事例を五感の分類に基づいて分析し,森林環境教育プログラムの強みと弱みを明らかにし,新しいプログラムの提案を試みることである。方法は,林野庁が公表している森林環境教育プログラム事例集をもとに,398事例のプログラムの内容の整理と五感ごとの分類を行った。その結果,森林環境教育プログラムの多くは,木工体験やフィールド学習、座学といった活動が多く,五感の中でも視覚と触覚に重きを置いたものが多かった。一方,味覚と嗅覚に関するものは少なかった。既往研究からも嗅覚が記憶の想起に最も影響するとの指摘があり,嗅覚に焦点を当てた新たなプログラムが必要と考えらえれた。既存のプログラムに加え,香りを抽出し楽しむ実験プログラムや子ども樹木博士の香り版を提案したい。それにより,教育効果が高まる可能性がある。
著者氏名 ○松本奈々江 ・ 杉浦克明
著者所属 日本大学生物資源科学部
キーワード 森林体験プログラム, 感覚別分類, 特徴分析, 嗅覚的アプローチ
Key word Forest exprience programs, A sensory-based, Feature analysis, Olfactory approaches