第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
風致・観光部門[Landscape Management and Tourism]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PB-23 |
| 発表題目 | 荒廃農地の再生と農林業経営の持続性における公的ファンドの役割 The Role of Public Funds in the Sustainability of Agriculture and Forestry Management |
| 所属 | 東京大学 |
| 要旨本文 | 本研究では、アンケート調査とインタビュー調査を用いて、荒廃農地の再生と経営の持続性に関わる公的ファンドの役割をネオ内発的発展論の方法論を援用して分析した。調査は石川県において実施されている「いしかわ里山振興ファンド(里山ファンド)」とその採択6事業者を対象として、里山ファンドの意義、効果、助成金の支弁先等について質問を行った。その結果、・里山ファンドは多様な主体に参加を認め、対象事業も地域資源(里山)の活用と具体的な提示を行っていること・事業者の支弁先の全体的な傾向として、イベントに出展する際の会場借料や移動宿泊費となる普通旅費に用いられたことが多かった。荒廃農地再生後の商品が資金化することにより、間接的に荒廃農地の持続的な利用に貢献しているといえること・里山ファンドのシステムそのものが、地域外部と内部の「中間支援機構」として機能し、里山の利活用という目標が共有されることに貢献していた。という3点が占めされた。これらの結果から、公的ファンドは事業を推進・開始するのに資金面で有効な手段であることが示唆された一方で、労働力の確保に関わる課題は依然として解決されていない。 |
| 著者氏名 | ○岸和田翔平 |
| 著者所属 | 東京大学農学部 |
| キーワード | 里山, 公的ファンド, 能登 |
| Key word | Satoyama, public fund, Noto |