第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

風致・観光部門[Landscape Management and Tourism]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PB-16
発表題目 植物方言を用いた文化的サービスの定量化:茨城県南西部における事例
Quantifying cultural services using plant local names: A case study in southwestern Ibaraki Prefecture
所属 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所
要旨本文 方言(地方名)は、特定の地域で使われる言葉であり、植物方言はそれぞれの生物相やその利用に対応して分化したものといわれている。そのため、植物方言は地域の自然環境とその利用に基づく歴史的な生物文化多様性を反映していると考えられる。 本研究は、この植物方言を人の歴史的な自然資源利用を表す生物文化多様性指標として用いることで、生態系由来の文化的サービスの定量化を行った。茨城県南西部の9市町村における植物方言等について文献情報から整理し、主生息地と方言数、多様度指数、植物の特徴について解析した。その結果、農地でよくみられる種の方が森林を主生息地とする種よりも固有語彙素数、タイプトークン比などの多様度がともに高い傾向が見られた。これは、日常生活にかかわりあいの多い種ほど方言が多くなる、という推察を支持する結果と考えられた。
著者氏名 ○宮本麻子
著者所属 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林管理研究領域
キーワード 筑波山, 生息地, 多様性指数
Key word Mt.Tsukuba, habitat, diversity index