第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

風致・観光部門[Landscape Management and Tourism]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PB-12
発表題目 緑地と音の多様性の関係
The association between green spaces and acoustic biodiversity
所属 千葉大学
要旨本文 都市化の進展により「音環境」への関心が高まっている。特に都市緑地は、生物音・風音・水音などの自然音と、交通や機械音といった人工音が混在する空間であり、その音の多様性は周囲の緑地構造や土地利用の影響を受ける。しかし、都市内で環境音の多様性を定量的に評価し、緑地構造との関係を把握した研究は少ない。本研究は、都市緑地の環境音の特徴を定量的に解析し、緑地の構造との関係を明らかにすることが目的だ。調査地は千葉大学松戸キャンパス、千葉県立船橋県民の森、彩湖・道満グリーンパーク(埼玉県戸田市・さいたま市)である。都市内の様々なタイプの緑地で長時間の環境音を録音した。録音データを30分単位に区切り、各区間に対して高速フーリエ変換を用いてパワースペクトル密度を算出した。その後、得られたスペクトル情報を1kHzごとに分割し指標とした。これらの指標を小型レーザーで取得した三次元点群データの情報と比較し、音環境と緑地構造との関連性を理解した。結果として、季節別およびサイト別にみられる環境音の違いは、主成分分析の結果、特定の音成分により説明された。本研究により、都市緑地の構造が環境音に与える影響を明らかにした。
著者氏名 ○笠原真珠 ・ 加藤顕 ・ 澤田義人
著者所属 千葉大学大学院園芸学研究科
キーワード サウンドスケープ, 森林構造, 環境音, 音の多様性, 三次元点群データ
Key word Soundscape, Forest Stracture, Environmental Sound, Sound Diversity, 3Dpoint cloud data