第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
風致・観光部門[Landscape Management and Tourism]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PB-11 |
| 発表題目 | 社会経済指標から見た東京都23区都市林の地域差 Regional Differences in Urban Forests Across Tokyo's 23 Wards from the Perspective of Socioeconomic Indicators |
| 所属 | 東京大学大学院 |
| 要旨本文 | 都市林は多様な生態系サービスを提供するグリーンインフラであり、その空間分布の差異は、都市住民が自然環境を公平に享受できる機会に直結する。本研究は東京都23区の都市林を対象に、社会経済的視点から環境資源である都市林の地域差と相関性を検討した。各区の『緑の実態調査』の統計を基に、地理空間分析、相関・回帰分析、クラスタ分析を行った結果、都市林資源には顕著な地域格差が存在し、都心・西部で相対的に豊富である一方、東部で乏しいという分布特性が示された。土地利用別では公共施設用地の樹木被覆率が最も高い。千代田区・港区では非公開都市林の比率が相対的に高く、一般市民の利用が制約される可能性がある。また、社会経済水準が高い地域ほど都市林資源が豊富であった。緑化満足度は都市林資源量と有意に正の相関を示し、とくに小規模かつ公開性の高い都市林の影響が大きく、限界効果も認められた。今後の課題として、都市林資源の地域差が形成されるメカニズムを、歴史的経緯の観点から検討する。 |
| 著者氏名 | ○胡睿_ |
| 著者所属 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 |
| キーワード | グリーンインフラ, 空間的パターン, 緑の満足度, クラスター分析, 限界効用分析 |
| Key word | Green infrastructure, Spatial pattern, Green satisfaction, Cluster analysis, Marginal utility analysis |