第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

特用林産部門[Non-Wood Forest Products]

日付 2026年3月17日
開始時刻 15:30
会場名 404
講演番号 N-5
発表題目 原木シイタケホダ場における有効積算温度の人工衛星からの推定
Estimating Effective Cumulative Temperature for Log-Grown Shiitake Using Satellite Remote Sensing
所属 長崎県農林技術開発センター
要旨本文  1980年代後半、長崎県総合農林試験場の森永氏により、原木シイタケの成長速度を環境温度と関連付けることで、シイタケ栽培の有効温度が定義され、原木シイタケ栽培管理の礎となった。有効温度の計算には日平均気温を利用するが、シイタケ栽培が盛んな長崎県対馬市には、気温観測局が東海岸に3点しかなく、それらを補間して島内任意点の気温を推定することは困難である。一方、近年の衛星リモートセンシング技術の進歩により、衛星画像の取得に加え、地表面反射率、温度、各種気体量等の環境物理量が高精度で面的に推定可能となった。 本研究では、アメリカのフラックスサイトで観測された森林の樹冠温度と林床温度の時系列データを用い、樹冠温度から林床温度を推定するモデルを構築した。このモデルを、JAXAが2018年4月から運用している地球観測衛星「しきさい」で推定された250m分解能の地表面温度に適用することで、林床温度を求め、シイタケの有効温度を推定する手法を開発している。本報告では、樹冠温度からの林床温度、およびシイタケの有効温度の推定法と、それらを用いた有効温度の積算手法について発表する。
著者氏名 ○川本啓史郎1 ・ 森山雅雄2
著者所属 1長崎県農林技術開発センター森林研究部門 ・ 2アジア航測株式会社
キーワード シイタケ, 有効積算温度, 衛星リモートセンシング
Key word Shiitake Mushroom, Effective Cumulative Temperature, Satellite Remote Sensing