第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
特用林産部門[Non-Wood Forest Products]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 15:15 |
| 会場名 | 404 |
| 講演番号 | N-4 |
| 発表題目 | マツタケ感染苗を移植した模擬伐採跡地におけるマツタケDNAの面的分布 Spatial distribution of matsutake DNA in simulated logging site transplanted with matsutake mycorrhizal seedlings |
| 所属 | 岩手県林業技術センター |
| 要旨本文 | マツタケは地表かく乱後のアカマツ林に定着するため、マツタケの導入を目的として、かく乱アカマツ林への接種が行われているが、接種の有効性を面的に把握した例は少ない。そこで、マツタケ発生林から約4km離れた森林外に山砂を敷設、2022年に無菌根アカマツ苗を植栽して、2023年と2024年にマツタケ菌根苗を植栽した。また、2023年には植栽箇所に胞子を散布し、2024年の植栽区画と樹脂板で区切った。2024年8月に、植栽箇所の直下で土を採取、定量PCR法で解析した結果、5個所中4箇所でマツタケのDNAが検出されたことから、感染源のマツタケが生存していたとみられる。また、2024年9月に、全域で25cm間隔にて90箇所の土を解析した結果、4箇所でマツタケが検出されたが、各検出箇所は植栽箇所と一致しないことから、マツタケの菌糸が感染源から伸長した可能性があり、うち2箇所は胞子散布箇所と区切られているため、得られたDNAの由来は、菌根苗から伸長した根や菌糸の可能性がある。以上より、かく乱アカマツ林へのマツタケ導入には、菌根苗の植栽や胞子散布が有効であることが、面的調査から示唆された。 |
| 著者氏名 | ○成松眞樹1 ・ 山口宗義2 |
| 著者所属 | 1岩手県林業技術センター ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 |
| キーワード | マツタケ, 感染苗, 生存, 分布, 定量PCR |
| Key word | matsutake, mycorrhizal seedling, sruvival, distribution, qPCR |