第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
微生物部門[Forest Microbes]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 9:15 |
| 会場名 | 304 |
| 講演番号 | M-2 |
| 発表題目 | スギとヒノキの苗立枯病から分離されたFusarium属菌の病原性 Pathogenicity of Fusarium species isolated from damping-off of Cryptomeria japonica and Chamaecyparis obtusa |
| 所属 | 森林総合研究所関西支所 |
| 要旨本文 | コンテナ苗の生産増加に伴い苗の病害が発生している。コンテナ苗の主要病害である苗立枯病のFusarium属菌の病原はF. oxysporumとされていたが、近年苗から分離されたFusarium属菌の種が多様であることが示され、苗立枯病の病原菌が未解明となっている。本調査では苗立枯病症状を呈したスギとヒノキから分離したFusarium属菌の病原性を明らかにすることを目的とした。スギまたはヒノキ殺菌種子を滅菌培土で屋外栽培した1年生コンテナ苗の根元に、14種のFusarium属菌の菌叢または対照の寒天培地のいずれかを入れ、接種2か月後に根の壊死程度を観察した。スギ、ヒノキともに根の壊死の程度が高くなった種から壊死が観察されなかった種までがあった。スギ、ヒノキで共通して根の壊死程度が上位であった種はF. fujikuroiとF. kalimantanenseだったが、その他はばらつきがあった。壊死程度の大きかった種では接種菌が再分離できたが、壊死程度の小さい種では再分離されない場合があったため、無菌栽培での接種試験により詳細に比較する必要がある。本研究は(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所交付金プロジェクト(課題番号202303)の研究成果の一部である。 |
| 著者氏名 | ○市原優1 ・ 安藤裕萌2 ・ 服部友香子3 ・ 升屋勇人3 |
| 著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所関西支所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所きのこ・森林微生物研究領域 |
| キーワード | 苗立枯病, 病原性, スギ, ヒノキ, コンテナ苗 |
| Key word | damping-off, pathogenicity, Cryptomeria japonica, Chamaecyparis obtusa, containerized seedling |