第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
高校生ポスター発表[high-school student poster presentation]
| 日付 | 2026年3月17-18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 102 |
| 講演番号 | KP-7 |
| 発表題目 | 環境の変化に伴う樹木の窒素吸収速度の変化 |
| 所属 | 山形県立米沢興譲館高等学校 |
| 要旨本文 | 近年、一部の地域の森林において、窒素過多の状態が生じ、NH__やNO__が地下水や渓流へ流出する窒素飽和が指摘されている。しかし、日本の森林全体では、必ずしも窒素が過剰であるとは限らず、地域や環境条件によって状況は異なり、樹木の外観から環境変化を把握することは困難である。そこで本研究では、樹木の窒素吸収速度に着目し、その違いから環境変化を捉えられる可能性について検討した。 調査は、山形県の国道121号に近接する森林3箇所および非近接な森林3箇所で植生調査を実施し、同時に土壌中の窒素量の測定を行った。さらに、樹木につながったままの細根をアンモニア態窒素および硝酸態窒素を含む溶液に90分間挿入し、吸収前後の濃度差から窒素吸収速度を算出した。その結果、国道近接・非近接の森林間で、樹種構成および土壌中の窒素量に大きな違いは確認されなかった。一方、窒素吸収速度については、国道に近接する森林において、非近接な森林よりもわずかに高い傾向が見られた。この結果は、国道近接環境が窒素吸収特性に影響を及ぼしていることを示しており、窒素吸収速度が環境変化を捉える一つの指標となる可能性を示唆している。 |
| 著者氏名 | コアスーパーサイエンスクラブ 庄司朗 |
| 著者所属 | 山形県立米沢興譲館高等学校 |
| キーワード | 窒素飽和, 樹木, 窒素吸収 |