第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

高校生ポスター発表[high-school student poster presentation]

日付 2026年3月17-18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 102
講演番号 KP-3
発表題目 青森県深浦町の十二湖周辺における植生の経時的変化
所属 宮城県仙台第三高等学校
要旨本文 1.背景・研究目的…白神山地は現在では数少ないブナの原生林で、その植生の変遷について興味・関心があり、調査を通してブナ林の分析や今後の変化について考えを深めることを目的に研究した。2.方法…調査区画内で胸高周囲長が15cm以上のものを対象に胸高直径等を記録する毎木調査に加え、森林内の落下物の乾燥重量を測定するリタートラップ調査を行った。いずれも先輩方から引き継いで行っている。3.結果…毎木調査の結果では、2025年の樹木割合はブナが最多の30.1%を占め、深浦町立岩崎中学校が調査した20年前のデータと比較すると3%増加した。また、構成樹木数は20年間で4種減少した。リタートラップ調査では特定の区画で落下物が多く、ブナの実の食害率の低さにも差があった。4.考察…調査結果から耐陰性が低い植物の減少とブナの占有率および胸高周囲長の増加が確認され、ブナ中心の極相林への遷移が推測できる。加えて、リタートラップの結果より、栄養が葉に使われることが影響しブナの葉が多い区間ほど実が少なくなることがわかった。5.謝辞…本研究を進めるにあたり、青森県深浦町役場 神林友広様に御協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
著者氏名 田瀬祐奈 日下愛理 佐藤之晴 加室優衣
著者所属 宮城県仙台第三高等学校
キーワード 白神山地, 毎木調査