第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
高校生ポスター発表[high-school student poster presentation]
| 日付 | 2026年3月17-18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 102 |
| 講演番号 | KP-29 |
| 発表題目 | 低コスト再造林から考える吉田島式造林法の試行 |
| 所属 | 神奈川県立吉田島高等学校 |
| 要旨本文 | 演習林は2度目の主伐期を迎え、令和8年度より定期的な主伐再造林を実施する。これまで物林株式会社との教育協定により、早生樹を活用し、造林保育のコストを抑えた新しい林業を学んできた。演習林において、2つの造林試験区画を設け、収益性と品質の両立を目指す。 A区では、早生樹コウヨウザンと薬木トチュウを混植する。演習林は土壌養分が乏しいため、トチュウの落葉によって有機物供給で補いつつ、植栽10年目にトチュウを皆伐して樹皮(漢方原料)を収穫する。その後、コウヨウザンで樹冠閉塞するまで萌芽更新を利用して葉(茶葉)の収益を得ることで、収益性と持続可能性を維持する早生樹林業の確立を目指す。 B区では、無花粉スギ・ヒノキを活用し、10,000本/haの密植栽培と適期の枝打ちで無節の優良材生産を目指す。本県西部はスギノアカネトラカミキリの蔓延と低い樹高成長から、スギ・ヒノキ生産は密植による高品質生産が必要である。また、推奨される無花粉苗は導入コストが高く、密植では負担が更に大きい。A区に母樹を先行植栽し、植栽5年目から実施する枝打ちで発生する枝葉を用いた「挿し木苗」の自給生産を計画している。 |
| 著者氏名 | 森林科学 選択生徒39名 |
| 著者所属 | 神奈川県立吉田島高等学校 |
| キーワード | 低コスト再造林, 早生樹, 特用林産物, 植栽密度, コンテナ大苗 |