第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

高校生ポスター発表[high-school student poster presentation]

日付 2026年3月17-18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 102
講演番号 KP-22
発表題目 見えざる飛翔の軌跡:春夏秋冬朝昼晩、カラスバトのルーティンを暴け!
所属 国分寺高校
要旨本文 本研究対象であるカラスバト(Columba janthina)は、伊豆諸島をはじめとする島嶼に生息する鳥類であり、準絶滅危惧種かつ国の天然記念物に指定されている。保全が求められる一方、警戒心が非常に強く、目視による行動観察は困難である。そこで国分寺高校生物部カラスバトGPS班では、GPS発信機を用いた継続的調査により生態解明を行ってきた。カラスバトは各島の個体群が島間移動によって交流するメタ個体群を形成しており、本校の先行研究から島間移動は夜間に行われることが知られている。本研究では月齢と島間移動の関係を解析し、散布図として整理した結果、新月から満月にかけて、特に19時から0時の時間帯に移動頻度が高いことが示された。さらに天候との関係を検討したところ、晴天時よりも曇天時に移動が多い傾向が認められた。本研究では、月光量や視認性などの観点からこれらの要因を考察するとともに、他の環境要因についても比較検討し、カラスバトの島間移動と月齢との関係性を総合的に明らかにすることを目的とする。
著者氏名 生物部2年 大津洸太朗、山崎樹玲 生物部1年 齋藤隆太、井田桃恵、遠藤光馬、小林拓磨、小野木香帆
著者所属 東京都立国分寺高等学校