| 要旨本文 |
【目的】 きのこ子実体を中心として細菌、真菌叢が作られ、多様なネットワークが見られることがわかっている。失われた森林の土壌中に残っているきのこ子実体を採取・培養し戻すことで森林の再生ができるのではないかと考え、文化の森のきのこ子実体を採取し純粋培養を試みた。【調査方法】1. 調査場所栃木県文化の森で採取した。採取は2025年6月から7月にかけて実施。2. 種.同定および培養方法・きのこ子実体の簡易ゲノムを抽出し、nonradundantテータベースにBLAST検索し相同性の最も高いものを採取したきのこと判定した。・ クリーンベンチ内できのこを裂き、メスで切り出し、.PDA培地上で培養する。【結果および考察】採取・同定できたきのこ子実体は8種類だったが、純粋培養できたのは3種類だった。同定できた個体であっても人工的に培養するのは難しい。しかし、本校が以前行った栃木県中央公園の調査で菌類とバクテリアや植物と共生ネットワークをつくっていることが確認できていることから、移植する樹木の土壌中のきのこ子実体を採取し、人工培養を試み、移植することで樹木と細菌・真菌叢の共生ネットワークを作ることで植生の再生を促すことができると考えられる。 |