第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

日付 2026年3月18日
開始時刻 10:45
会場名 406
講演番号 K-7
発表題目 ニュージーランドのウインチアシストシステムと日本型普及モデルの検討
Winch-Assist Harvesting Systems in New Zealand and Their Application in Japan
所属 KITARINラボ
要旨本文 林業労働災害の低減に向け、「No Foot on Forest(斜面に人を立たせない)」の実現が重要な課題となっている。ニュージーランド(NZ)では、大型テザーマシンを用いたウインチアシストシステムの普及が近年急速に進み、急傾斜地作業における安全性と生産性の両立に大きく寄与してきた。一方、日本では地形の複雑さや路網条件の制約が大きく、NZで一般的な大型システムをそのまま適用することが難しい現場も多い。本発表では、日本の施業条件に適応した「日本型普及モデル」として、ダウンサイジングされたウインチアシストシステムの可能性を検討する。具体的には、NEDOプロジェクトにおいて検討・開発が進められている小型ウインチアシストシステムの基本的な考え方と運用コンセプトを整理し、狭小な林道や作業道条件下でのアンカー設置の考え方や、軽量な作業機との組み合わせによる伐倒・集材・搬出プロセスの構成について検討する。さらに、NZにおける高出力・高生産性志向のシステムと、日本における小型・機動性重視のシステムの特性を比較整理し、国内の急傾斜地施業に適した機械化の方向性について考察する。
著者氏名 ○佐々木尚三1 ・ 岡田広行2 ・ 大沼直樹2 ・ 田上誠2 ・ 丹羽優太2 ・ 川村敏昭3 ・ 飯村知伸3
著者所属 1KITARINラボ ・ 2住友林業株式会社 ・ 3日本キャタピラー合同会社
キーワード ウインチアシストマシン(テザー), 急傾斜地林業, 作業システム, 安全性・運用特性, 普及モデル
Key word Winch-assist machine (tethered system), Steep-slope forestry, Forest operations system, Safety and operational characteristics, Adoption model