第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
利用部門[Forest Engineering]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 11:30 |
| 会場名 | 406 |
| 講演番号 | K-10 |
| 発表題目 | ヒノキ伐倒木の倒伏速度および慣性モーメント Falling velocity and inertia moment of a felling Hinoki tree. |
| 所属 | 東京農工大学大学院 |
| 要旨本文 | 隣接2立木の樹冠の間で発生したかかり木はその処理が困難である場合が多い。このタイプのかかり木は倒伏時に隣接2立木の樹冠内を通過する過程で,樹冠の接触抵抗により倒伏が停止し発生する。力学的には,伐倒木の運動エネルギーが樹冠内を通過する際に接触抵抗力がする仕事よりも小さいとかかり木が発生すると考えられる。これまで隣接2立木の樹冠の間で発生したかかり木が樹冠を通過する際の接触抵抗力および通過仕事が明らかにされてきた。残る伐倒木の運動エネルギーは,全木の慣性モーメントと角速度から求められるが,全幹と異なり全木は樹冠の形状が複雑かつ内部に空間が多く存在し,剛体としてモデル化して慣性モーメントを求めることには困難が伴う。 そこで,本研究ではヒノキ立木を伐倒し,伐倒木の角速度を計測し,・棒・円柱・円錐といった単純な剛体が転倒する際の角速度と比較し,これらの単純な剛体により全木の倒伏が説明できるかを明らかにすること,・伐倒木の全木質量および重心位置を計測し,伐倒木の運動エネルギーを重心の位置エネルギーの変化により求め,これと前述の角速度から全木の慣性モーメントを推定すること,の2点を目的とした。 |
| 著者氏名 | ○松本武 |
| 著者所属 | 東京農工大学大学院農学研究院 |
| キーワード | 樹幹角度, 角速度, 全木質量, 運動エネルギー, かかり木のメカニズム |
| Key word | stem angle, angular velocity, mass of full tree, kinetic energy, mechanism of hung-up tree |