第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]

日付 2026年3月18日
開始時刻 11:00
会場名 405
講演番号 J-17
発表題目 UAVで観測した台風風倒被害分布と気象・地形対応CFD解析との比較評価
Comparative Assessment of UAV-Mapped Typhoon Windthrow with Meteorological and Terrain-Resolved CFD Analysis
所属 島根大学
要旨本文  2018年9月に近畿地方を襲った台風により、京都府内の森林では広範な風倒被害が発生した。本研究では、台風通過後に被害地の一つである京都市貴船周辺においてUAVを用いて取得したデータから風倒被害分布を把握し、その空間的特徴を整理した。あわせて、台風時の気象データを境界条件として、地形を考慮した数値流体解析(Computational Fluid Dynamics)を実施し、風向・風速の時系列変化を含む局所的な風況の再現を試みた。解析では、最大風速だけでなく、強風の継続時間や風速変動の特徴にも着目した。得られた風況解析結果とUAV観測による風倒被害分布を比較したところ、被害は必ずしも特定の地形条件のみに対応するものではなく、極めて強い風が短時間作用したと推定される領域や、比較的強い風が長時間継続したと考えられる領域に多く分布する傾向が認められた。これらの結果から、台風時の風倒被害は風速の大きさに加え、風況の時間的パターンとも関係している可能性が示唆された。
著者氏名 ○米康充
著者所属 島根大学学術研究院農生命科学系
キーワード UAV観測, 台風風倒被害, 気象データ, 地形対応数値流体解析
Key word UAV observation, Typhoon windthrow, Meteorological data, Terrain-resolved Computational Fluid Dynamics