第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 10:15 |
| 会場名 | 405 |
| 講演番号 | J-15 |
| 発表題目 | 2024年能登半島地震後に見出された森林での幹折れの実態把握 Investigation of trunk breakage in forests after the 2024 Noto Peninsula Earthquake |
| 所属 | 宇都宮大学 |
| 要旨本文 | 広域での森林変化の把握には、一般的に複数時期の空中写真が用いられる。一方、近年は森林資源量調査のための広域における航空レーザー測量(ALS)が行われており、複数時期のALSデータを用いることで、広域での森林変化を検討できると考えられるが、そのような事例は限定される。そこで本研究では、二時期のALSデータを有する能登半島を対象に、広域での森林変化の把握を試みた。使用したデータは、2024年能登半島地震の前後の二時期において、能登半島全域を対象として実施されたALSデータで、そこから得られた数値樹冠高モデル(DCHM)とオルソ写真である。地震前後のDCHMの差分を行った結果、地震前後でまとまって樹高が大きく低下している場所が多数抽出された。オルソ写真を確認した結果、いくつかの要因が見出された。ひとつは、皆伐などの人為的な伐採である。また、地震による斜面崩壊が原因とされる場所もあった。一方、これら以外の要因として、幹折れが発生したと考えられる場所もあった。現地でUAVによる空撮も行った結果、実際に幹折れの発生が確認できた。以上から、複数時期のDCHMとオルソ写真を用いた解析は、広域での森林変化の把握に有効であるといえる。 |
| 著者氏名 | ○出村航大1 ・ 酒井佑一1 ・ 堀田紀文2 |
| 著者所属 | 1宇都宮大学農学部 ・ 2東京大学大学院農学生命科学研究科 |
| キーワード | 幹折れ, 2024年能登半島地震, 航空レーザー測量 |
| Key word | Trunk breakage, 2024 Noto Peninsula Earthquake, Airborne Laser Scanning |