第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]

日付 2026年3月18日
開始時刻 9:30
会場名 405
講演番号 J-13
発表題目 力学モデルによる樹木質量の推定
Estimation of Tree Mass Using a Mechanical Model
所属 苫小牧工業高等専門学校
要旨本文 温暖化により台風は強大化し、また、海水温の上昇による豪雪が危惧されている。これらの自然現象は、樹木にとっては外力(強風や雪の重み)の増加を意味し、倒木被害を助長する可能性がある。倒木は、送・配電線の断線や支持物の損傷等をもたらすだけではなく、停電や道路を塞ぐことによる交通網の遮断など地域の生活環境に大きな影響を及ぼすため、適切な対応が求められている。そもそも倒木は、冠雪や強風などの外力が樹木に作用することで発生する根返り現象である。この根返り現象は、冠雪や強風によって根元に作用するモーメントが、根系の支持力を超えると発生すると解される。しかしながら、この外力によるモーメントには、自重によるモーメントも含まれており、倒木発生の予測や、架線に倒れた時の荷重情報を得るには、樹木自体の質量を知る必要がある。そこで本研究では、樹木を伐採することなく振動から質量を推定する方法を開発するため、1自由度系の自由振動モデルより推定した質量と、伐採して得た実測質量とを比較した。試験地は、北海道大学苫小牧研究林のアカエゾマツ林(1974年造成)において、実測質量約300~1200・の21本に対して行われた。
著者氏名 ○鳥田宏行1 ・ 大澤拓門2 ・ 松尾優子1
著者所属 1苫小牧工業高等専門学校創造工学科 都市環境系 ・ 2苫小牧工業高等専門学校創造工学科 電気電子系
キーワード 力学モデル, 樹木質量, 固有振動数
Key word Mechanical Model, Tree Mass, Natural frequency