第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
生理部門[Tree Physiology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 16:15 |
| 会場名 | 303 |
| 講演番号 | G-4 |
| 発表題目 | 秋施肥が養分状態のよいスギコンテナ苗の耐凍性に及ぼす影響 The effect of fall fertilisation on the cold tolerance of fertile cedar container seedlings |
| 所属 | 森林総合研究所 |
| 要旨本文 | 裸苗では秋施肥により耐凍性が低下する場合があることが知られている。一方、発表者らはこれまでに養分欠乏状態のスギコンテナ苗では秋施肥により耐凍性が高くなることを示したが、コンテナ苗の耐凍性に関する知見は依然として不足している。本研究では、養分状態のよいスギコンテナ苗に対する秋施肥が耐凍性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。4月に購入し、6月に施肥をした市販のスギ挿し木コンテナ苗を材料とした。追肥時期(8月~11月の各月)と量(1.8 g/個体(少追肥)と3.6 g/個体(多追肥))を組み合わせた8区に、追肥なしの対照区を加えた計9処理区を設定した。12月から翌3月にかけてシュートの電解質漏出率を測定し、50%漏出時の温度(LT50)により耐凍性を評価した。12月のLT50は、対照区に比べて、10月の多追肥区で高い傾向を示した。一方、2月と3月のLT50は、処理区間の差がなかった。以上の結果より、養分状態のよいスギコンテナ苗の場合、10月の多追肥は初冬の耐凍性獲得を遅らせる可能性が示唆された。 |
| 著者氏名 | ○飛田博順1 ・ 原山尚徳1 ・ 香山雅純1 ・ 齋藤隆実2 |
| 著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所植物生態研究領域 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所四国支所 |
| キーワード | 電解質漏出率, 窒素含量, スギ |
| Key word | electorolyte leakage, nitrogen content, Cryptomeria japonica |