第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

遺伝・育種部門[Forest Genetics and Tree Breeding]

日付 2026年3月18日
開始時刻 14:45
会場名 303
講演番号 F-12
発表題目 青森県十和田市のカラマツ採種園における採取時期別の種子の発芽特性
Seed germination characteristics of Larix kaempferi collected at different times in a seed orchard in Aomori Prefecture
所属 青森県産業技術センター林業研究所
要旨本文 カラマツは成長が早く材強度が優れることなどから寒冷地の主要な造林樹種の一つであり、需要が増加している。しかし花芽形成の周期が不規則であり着花促進技術も確立していないため、種子の安定供給が困難な樹種である。一方、近年、青森県十和田市など寒冷地の採種園においても夏季に高温が長期間観測されるなど、気候変動により種子の成熟時期に何らかの変化が生じている可能性があるが、その詳細は分かっていない。成熟時期の詳細な理解は、発芽能力を備えた種子の確保に重要である。そこで、本研究では、時期別に球果を採取して、種子の特性に変化が確認できるかどうかを明らかにすることを目的とした。1960年に十和田市内に造成されたカラマツ採種園の79系統の精英樹のうち3系統を対象として、2025年7月7日から9月10日まで概ね10日毎に計7回、10個ずつ球果を採取した。本発表では、これら採取時期別の種子の数や重量、発芽率など調査し、系統毎に比較した結果を報告する。本研究は林野庁委託事業で収集したデータを、林野庁の許可のもと使用した。
著者氏名 ○中島剛1 ・ 井城泰一2 ・ _橋誠2
著者所属 1青森県産業技術センター林業研究所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター東北育種場
キーワード カラマツ, 採種園, 発芽特性
Key word Larix kaempferi, seed orchard, seed germination characteristics