第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

遺伝・育種部門[Forest Genetics and Tree Breeding]

日付 2026年3月18日
開始時刻 14:30
会場名 303
講演番号 F-11
発表題目 カラマツ種子の成熟時期の変異
Variation in seed maturation timing of Larix kaempferi
所属 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センター北海道育種場
要旨本文 本州中部以北の主要な造林樹種であるカラマツは、このところの造林量の増加に伴い、優良な種苗生産への期待が一段と高まっている。林業用の種苗生産の基となる種子を効率的に採取するためには、種子の成熟時期や飛散時期を見極め、最適な時期に集中して作業を行うことが望ましい。近年の地球規模の気候変動に伴い、様々な樹木のフェノロジーが変化していることが指摘されており、種子の成熟時期や飛散時期も早まっていることが予想される。本研究では、カラマツ種子の成熟時期の変動を明らかにするため、北海道から山梨県までの6道県において2011年から2025年までの15年間で断続的に得られたカラマツ種子の発芽試験データをまとめて解析した。発芽率が急激に上昇する時期を種子の成熟時期と定義し、地域ごとに成熟時期の変動を検討した。さらに成熟時期と種子採取地点の環境要因(有効積算気温等)との関係性についても解析を行った。なお、本研究で用いたデータの一部は、林野庁委託事業で収集したデータを、林野庁の許可のもと使用したもの、生研支援センター「革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト)」の支援を受けて得たものである。
著者氏名 ○生方正俊
著者所属 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター北海道育種場
キーワード 採種園, 採種, 球果
Key word seed orchard, seed collection, cone