第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 14:45 |
| 会場名 | 中ホール200 |
| 講演番号 | E-12 |
| 発表題目 | ウルシ林の最多密度と樹幹表面積一定則の検証 Verification of self-thinning line and the law of constant stem surface area in urushi stands |
| 所属 | 岩手大学 |
| 要旨本文 | 最多密度線を説明する究極要因の一つとしての樹幹表面積一定則について,ウルシ林を対象に検証を試みた。樹幹表面積S(m2)の測定はサイズの異なる19個体のウルシを対象とした。幹と枝を円錐台の立体に見立てて側面積を算出して積算し,個体サイズとSのアロメトリー式を作成して岩手県北部・青森県南部で得られた45林分の毎木データに代入し,林分当たりのSとした。また,平均幹材積V(m3)と林分密度ρ(本/ha)、植栽密度ρ0(本/ha)のトラジェクトリー・モデルから最多密度線を推定し(V = 16951.6 ρ-3/2)、それに基づいて過密ウルシ林の抽出を行った。最多密度線におけるVの90%以上のVを持つ林分を過密林として抽出したところ、8林分が認められた。各林分のSを推定し、樹幹表面積合計T(m2/ha)とρについて回帰分析を行ったところT = 10721 ρ0.032(R2 = 0.0092, p = 0.821)となった。この結果は,ウルシ過密林において樹幹表面積合計は林分密度に関わらずほぼ一定の値に収束することを示唆しており、ウルシ林において樹幹表面積一定則が成り立つことが考えられる。 |
| 著者氏名 | ○真坂一彦1 ・ 加藤寅彦2 |
| 著者所属 | 1岩手大学農学部 ・ 2元 岩手大学農学部 |
| キーワード | ウルシ, 樹幹表面積一定則, 最多密度線 |
| Key word | urushi, the law of constant stem surface area, self-thinning line |