第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

造林部門[Silviculture]

日付 2026年3月18日
開始時刻 14:30
会場名 中ホール200
講演番号 E-11
発表題目 異なる土壌条件に植栽した同一家系のセンダンの成長について
Growth of Melia azedarach from the same family planted in different soil conditions
所属 鳥取県林業試験場 森林管理研究室
要旨本文  近年、鳥取県東部では耕作放棄地へのセンダン植栽が増加している。これに対し当試験場では、同一母樹由来の種子を用い、施肥や土壌条件を変えた育苗及び植栽後の初期成長の試験を実施し、施肥の有効性を報告してきた。 令和6年度に上記調査地のうちの4プロットで8年時点の成長量等調査を行い、1プロットでは調査後に全木伐採して、熊本県の既往報告を参考に根系調査を行った。根系調査を行ったプロットは、底部に砂利を敷設し、その上に黒ボク土を1m客土した土壌条件である。他の3プロットの土壌条件は、砂質土、赤土と、黒ボク土である。 植栽木の管理は、追肥は行わず、下刈りを植栽後2年間、芽かきは黒ボク土の1プロットで2年間実施した。 調査の結果、育苗や植栽時の施肥が初期成長へ与えた影響は、今回の調査では確認されなかった。また、根系調査では一次根を水平根と垂直根に分類したところ、一次根に占める垂直根数率は18.3%、垂直根断面積率は26.9%と垂直根割合は低かった。センダン根系の垂直分布は中間型とされているが、若齢期のセンダンでは、土壌条件や遺伝的要因により、根系の垂直分布は必ずしも中間型にならない可能性がある。
著者氏名 ○柴田寛
著者所属 鳥取県林業試験場
キーワード センダン, 同一家系, 土壌条件, 早生樹
Key word Melia azedarach, the same family, soil conditions, the growing tree