第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 2026年3月18日
開始時刻 16:00
会場名 201B
講演番号 D-32
発表題目 空撮データを用いたスギ人工林のクマ剥ぎ被害木の特徴抽出の検討
A Study on the Feature Extraction of Bear Bark-Stripped Trees in Japanese Cedar Plantations Using Aerial Data
所属 富山県農林水産総合技術センター
要旨本文 スギ人工林におけるツキノワグマによる剥皮被害(クマ剥ぎ)は、林業経営におけるリスク要因である。本被害は、主に初夏に樹皮が形成層ごと剥ぎ取られることで発生し、水分や養分の流動を阻害する。被害を受けた個体は、剥皮率が高い場合は枯死に至るが、生存した場合でも剥皮面から腐朽菌が侵入することで、材内部の変色や重大な材質劣化を引き起こす。そのため、枯死木だけでなく生存被害木の把握も経営上重要である。被害木は樹冠の変色や落葉を伴うため、空中写真等を用いた遠隔把握の可能性が報告されている。しかし、高密度下の林分において、上空から遮蔽された樹幹の被害を正確に評価することは容易ではない。そこで本研究では、富山県内の被害が著しいスギ人工林を対象に、ドローンを用いて取得した高解像度空撮データに基づき、枯死木や衰退木を抽出するための検討を行った。本発表では、可視光情報(RGB)由来の植生指標を用いた被害検出について報告する。
著者氏名 ○田和佑脩 ・ 松浦崇遠 ・ 相浦英春
著者所属 富山県農林水産総合技術センター森林研究所
キーワード クマ剥ぎ, UAV, スギ
Key word Bear Bark-Stripped, UAV, Japanese cedar