第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 2026年3月18日
開始時刻 11:15
会場名 201B
講演番号 D-24
発表題目 造林補助の利害不一致のもとで目標供給量を満たす木材生産林の分布と面積
Distribution of forestry area for a given target Supply under conflicts in subsidies
所属 信州大学
要旨本文 我が国で木材生産を継続するには、造林・育林コストにかかる補助金 (以下、造林補助金) が現在・将来とも必須と考えられている。しかし、現存する全ての人工林に補助金を投入して維持することは、現実的ではない。そのため近年、森林のゾーニングにより木材生産林を限定することが考えられている。 しかし、従来の方法には上記の事情に起因した課題が2つ残る。・「林業適地」では林業の採算が合うのか、不明である。地位や地利といった条件は、採算性の順序の間接指標であって、採算性そのものではない。林業適地であっても採算が合わない見込みであれば、皆伐・再造林は勧められない。さらに、・「林業適地」のみで木材生産を行う場合に、我が国で維持すべき木材供給量を確保しうるか、不明瞭である。 以上のことを考えると、・「林業適地」に区分される林分における採算性の担保、・我が国で維持すべき木材供給量、・補助金事業への政府支出、も考慮すべきである。本発表では簡易な森林資源モデルを用いて、これらを考慮したゾーニングを全国レベルで適用した試案を示す。
著者氏名 ○守口海1,2 ・ 川上真利子2 ・ 鈴木保志2 ・ 白澤紘明3 ・ 有賀一広4
著者所属 1信州大学農学部 ・ 2高知大学農林海洋科学部 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 ・ 4宇都宮大学農学部
キーワード 造林補助, 木材生産林, 目標供給量, 利害不一致, ゾーニング
Key word Silviculture subsidies, Stands for timber production, Target supply, Conflict of interest, Zoning